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ALANET 社長ブログ

京都唯一のスーツメーカーの二代目社長の
ファッションと映画の今昔歴
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山の音
 長い間、さぼってしまって、もうしわけありません。

ちょっとだけ、言い訳させて下さい。昨年の末に、またギックリ腰になり、元旦の初詣も、お墓参りにもいけず、長い正月をずーっと家でテレビの番をしておりました。そして、一月七日からの初出勤には腰も回復し、いつもの年明けセールで来客も多く、1週間は大変忙しかったです。
ちょっとガンバリ過ぎたのかもしれませんが、成人式の頃、ひどい風邪をひき、また、1週間ほど休んでしまいました。気が付けば、もう月末です。 今年の1月は、あっという間に終わりです。
 
 幸か不幸か、おかげでこの正月は映画三昧でした。正月5日間で13本見ました。

   「砂の器」
   「クラシュ」
   「ブラックブック」
   「マレーナ」
   「ワンスアポンアタイムインアメリカ」
   「活きる」
   「バースデイガール」
   「山の音」
   「蝶の舌」
   「夫婦善哉」
   「アベンジャーズ」
   「アウエイクニング」
   「バタフライエフェクト」

 本当に久しぶりに「山の音」を見ました。
 
この「山の音」は、もうなん回か見ています。昔、初めて見た時は、何かつまらない、面白くない映画だ、と言う印象しかありませんでした。しかし、今、65歳になって、二人の息子にそれぞれ嫁がきて、
かわいい孫がひとりいる、私にっとって全く違った印象を与えてくれました。

 この映画は何と激しくドロドロとした話なんでしょう。戦後間もない1954年に、今から思うとよくこんな映画が撮れたと思います。
川端康成も川端康成です。良くも何十年も前に、こんな激しい人間関係をサラリと書けたものです。
 話の内容を知らない方も、おられるので、少しだけあらすじを言いましょう。
息子が浮気をしているのです。その浮気相手の女性は、なんとレズであり女性と同棲しているのです。これだけでも複雑なのですが、その浮気相手の女性が妊娠するのです。そして同時期に奥さんも妊娠し、旦那の浮気の腹いせに、折角長い間できなっ方子供を、旦那に言わず、黙っておろすのです。怖いでしょう。 ちょうどそんなややこしいところへ、嫁に行ったはずの妹が、小さい子供二人を連れて出戻ってくるのです。まあなんとややこしい話でしょうか!!それだけならまだしも、むすこのよめは息子の父親に好意を抱いているのです。
 その嫁を演じているのが原節子です。こんなにドロドロした激しい話なのに、全然いやらしくないのです。原節子の美しさと気品で、見苦しい物や汚い物をすべて包み込んでしまうのです。
さすが成瀬巳喜男です。今でもこれだけ激しい内容なら、かなりの物なのに、よくもまあ戦後すぐの日本で、こんなにさらりと、美しく格調高く、撮れたなあと感心します。

       さすが成瀬巳喜男です。


  昨年もめでたく?200本達成しました。今年も頑張ります。今年も私のブログを見捨てずに読んでくださいね。宜しくお願いします。


































  
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