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ALANET 社長ブログ

京都唯一のスーツメーカーの二代目社長の
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三日坊主
 三日坊主と言う言葉はみなさんよく御存知かと思いますが、今回はこれについて最近知った身近な話を紹介したいと思います。
とは、言う物の恥ずかしながら私も典型的な三日坊主ですので人の事は言えません。このブログで、こんな事を書くのは誠に恥ずかしい事ですが、大抵の事は長続きしません。
 それと、この言葉の語源が、どういう意味なのか、調べていないのでわかりませんが、小さいころから親に「お前は三日坊主やなあ」などと、よく言われてきたので、この言葉の響きが大変印象が悪いのです。

 これはあくまでも一般論ですが「一年の計は元旦にあり」と言って、正月早々に「今年はこういう方針で行くぞ!」とか「よし、今年から英会話『例えば』を始めよう。」とか「今年から酒またはたばこを断つぞ」などと、人によっていろんな目標を設定されるのです。
そう言う新年早々の大きい目標の中でも、我々世代にとっては、やはり健康と関連したものが多いかと思います。一番身近で、しかも一番難しいのが禁酒、禁煙ではないでしょうか?
幸い、私は酒が苦手で、一切受け付けない体質なので、そんな苦労はないのですが、ある心やすい知人の最近の何でもないけど、ちょっと面白い話をしましょう。

その人は私よりちょっと上かと思われますので、おそらく67歳か68歳ぐらいでしょう。彼は典型的な酒飲みで、それこそ、夜になったらソワソワし、ふらっとどこかへ、出向いて一杯やりたくて仕方ないほどの酒好きですが、最近医者に注意されているのです。
詳しくは知りませんが食事中に飲む適量の酒ならいいのでしょうが彼はきっと度が過ぎるのでしょう。その彼が医者の言葉が、よっぽど身に沁みたのか、あんな好きな酒を、もうやめると言い出したのです。でも、やめる、やめると言いながらも毎日そこそこ飲んでいる様なので、酒は美味しいのでしょうね。
       私には、全く分かりません。

 よくアルコール中毒の人が断酒会みたいな会に入って同じ悩みを抱えた人たちと自分の体験談などを話し合ったりして、断酒の辛さを、克服していくという話を何かで知った事があります。飲まない私には全く分かりませんが、酒を断つというのは辛い事なのですね。
 そんな努力をして、何カ月もかけて、やっと酒を断って、普通の生活を取り戻したのですが、ほんのわずかなきっかけで口にした一口がまた一瞬にして、今までの努力のかいもなく、元のアル中に戻ってしまうという話を聞いたことがあり、たいへんなんだなあと思いました。

     今年の正月の話です。

 元旦の朝、彼は一人で初詣に行き、清々しい気分になり「よし、今年こそ酒をやめるぞ!!」と一大決心をするのです。まるで、俗世間から離れ仏門に入ったかのように人間が変わり、ものすごく高尚な気分になり、神前で誓うのです。そして、お札を買い、家に帰るのです。

     ところがです、、、

 家に帰ると、おいしそうなおせち料理が、並んでいるのです。しかも、二種類あって、一つが従来どうりの和風です。それどころか、ただのおせちではなく一流料亭のもので、きっとセットで五万円ぐらいする超豪華版です。もう一つのおせちはフレンチです。コレもまたスペシャルで、ホテル特製の物で、その横にはワインが置かれています。そのワインもどうやら年代物で上等そうです。

 彼が、床の間の前の主人の席に座ると、奥さんが

   「お銚子にしますか?ワインにします?」

 と、正月早々なので、いつもより愛想よく主人を出迎えたのです。もう、その時点で、神社で交わした彼の一大決心も揺らぎ始めているのですが、、、、

  主人曰く
     
   「わしは今日から酒を断ったんや!!」「今初詣に行って、神様の前で誓ってきたところや!!」

長年連れ添ってきた奥さんは、そんなこと全てわかった上で、こう答えました。

   「さすが!!えらいなあ。元旦早々から。それでは、お茶にしましょうか?」

高級料亭とホテルのおせちを前にして、酒好きの彼がお茶で頂けるわけがありません。

   奥さん曰く

   「とりあえず、お屠蘇にしますか?」

お屠蘇とは皆さんも御存知と思いますがお正月の祝い酒です。

        「ほな、そうしょうか!」

もう既に、その時点で初詣の一大決心も一瞬にして崩れ去ったのです。彼の奥さんは彼の事を本当に良く知っているのです。いくらえらそうに、主人を気取って、威張っていても、奥さんにとってはまるで子供です。こうして、彼は、元旦に家族そろって豪華なおせちを美味しく、楽しく頂いたそうです。

 もちろん、酒も、ワインも、ビールも一緒です。

   三日坊主ならぬ、一時間坊主ですね。

私は、それでいいと思います。何も恥じる事はありません。人間なんて意志の弱い動物です。よっぽどのことがない限り、人間の気持ちなんてそんなものだと思います。
 生きている間に、いろんな誘惑に、振り回されているから、人生は楽しいのではないでしょうか?

         私なんか、煩悩のかたまりです。










































































 
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