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ALANET 社長ブログ

京都唯一のスーツメーカーの二代目社長の
ファッションと映画の今昔歴
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人情は世界共通
  いよいよソチもしまいです。
先日から日本中が、いや世界中がソチオリンピック一色で連日連夜、報道が過熱しております。スポーツにあまり興味のない私でも毎日、息ずまる思いをしています。選手たちは、国の代表として選ばれ、遠くロシアの端の方まで遠征し、みんなから大変な声援を受け、彼らのプレッシャーは我々には想像できないほど、大きなものだと思います。

今日書こうと思っている話題は、オリンピックの話ではなく、人情と言う物は、言葉が通じなくても相手が人間である限り世界共通の物だということを、私の身近な経験から思い起こして書きたいと思います。

海外旅行の経験は、さほどありませんが、それでもアメリカもフランスもイタリヤも行きました。私は、自分勝手でわがままである事は、人に言われなくてもよく自覚しておりますので、仕事であろうが、プライベートな遊びの旅行でも、旅行は絶対一人でなくては嫌なのです。そのため、今まで行った海外旅行の殆どは一人で行きました。

       新婚旅行は別ですが、、、

 なぜ、一人でないといけないのか?

それは、単純な話です。例え家内でも、親しい友人たちでも、人に合わすという事が出来ないのです。それと、時間がものすごく気になります。たとえば、どこかのホテルに宿泊して朝8時に朝食を食べようと決めたとします。特に、家内は時間がルーズです。その時たとえ5分遅れたとしても、待てないのです。その5分が、もう耐えられないほどイラつくのです。そんな事は、決して大きな問題ではないのですが、すべて自分の思い通りにならない事が、スッキリしません。

     そうです。自分勝手な人間です。

 もう、30年ほど前の話ですが、一人でロンドンへ行きました。今の様なカラフルで魅力的でわかりやすいガイドブックではありませんが、その頃でもパリ編とかロンドン編とか都市別に紹介した物がありました。

     なぜロンドンなのか?

 ロンドンと言えば背広の発祥の地です。そして、ボンドストリートやジャーミンストリート、そしてセビルロウ、又私の大好きなチャーチの靴もあります。
今でさえ、大国と言えばアメリカ、ロシア中国ですが、昔は、大英帝国と言うぐらい世界を制覇したのは、イギリスです。そんなイギリスの首都ロンドンを見ずしてセビロのメーカーをやっているなんて言えるでしょうか?私も若く、血気盛んでしたので、とりあえず、どうしてもロンドンへ行かねばならないと、そればかり思う毎日でした。フランスやイタリアへ行く前に、まずロンドンへ行く必要があります。

 以前にも、ちょっとブログにも書いたように、私の親父は超頑固オヤジでした。ウルトラ頑固です。
そう簡単に了解を得られないのは、覚悟の上です。

   「ちょっとロンドンへ行きたいと思っているのやけど、ええやろか?」

           と言うと、即、、

   「アホか!経費の無駄使いや!やめとけ。」

        と、一言で、断られました。予想通りの答えです。そんな事は、最初から想定しております。そんな事を言う本人はしょちゅう、あっち、こっちの海外へ行っているのですよ!

それから、なんや、かんや解ったような解らないような事を、さんざんごちゃごちゃ説明して、ああでもない、こおでもないと言いながら、とうとう最後の言葉を引き出したのです。

     「勝手にせえ!」  「あんまり、経費を使うなよ!」

 つまり、行ってもよいが、無駄ずかいするなという事です。時間をかけて、頑固おやじを説得し、何とか許可を得たので、早速JTBに行って予約を致しました。
 とりあえず、1週間ほどロンドンだけ行くのです。往復の飛行機と、出来るだけ安いホテルの手配だけですから、JTBにとっては大変簡単な事だと思います。私には、観光旅行と言う意識はなかったので、すべて、その場で即決しました。

 今の時代のように、HISのような会社はありませんでした。その頃は、今ほど海外旅行が一般的ではなく、添乗員付きの、お決まりのコースのセット旅行ばかりでした。日本は高度成長真っ只中で、一般個人の海外旅行が、急激に増加しかけた時です。

 JTBの職員が私に質問されました。

   「ロンドンへは、良く行かれるのですか?」
      
         きっと、仕事でしょちゅう行く者かと、思われたのでしょう。

   「いや、初めてです」

   「向こうに、お知り合いはおられるのですか?」

   「いいえ、おりませんが、ただ取引関係で三菱商事の駐在員の方だけには連絡するつもりです。

   「それで、大丈夫ですか?」

   「なんとかなります。」

それから、1,2週間だったと思います。最小限の旅行の準備をして、一人でロンドンへ行きました。

 なぜ、そんなの強気でいられたのか?英語だって、大したことはないし、一人では大変心細いはずです。その自信の裏ずけは、先に書いたように、相手が人間である以上、言葉が通じなくても、意志は伝わるはずであるという妙な自信があったのです。

 それは、さらにさかのぼる事20年ほど前の、アメリカ旅行です。私が、二十歳の時、交換学生で3カ月アメリカへ行かせてもらいました。その時の、経験は今から思えば財産です。
1人で、サンフランシスコに着いてどのバスに乗ったら良いのやら、また飛行機の乗換でどの搭乗口に行けばよいのやら、もう心臓が飛び出るほど、おもいきっり焦りました。その時、いつも助けられたのは人情です。片言の、英語で必死に説明すると、相手は、私に、わかりやすく言ってくれるのです。
 それが英語であろうがフランス語であろうが関係ありません。言葉が分からなくても、身振り手振りで説明してくれるのです。

 もっとも、その時、尋ねる相手を慎重に吟味する必要があります。大抵の場合は助けてくれるはずです。たまたまだったのかもしれませんが、私は、今まで一度も、騙されたり、取られたりと言う経験はありません。もう、どうしたらよいのかわからず、それこそ「おしっこ」漏らしそうな事が何回もありました。しかし、いつも親切な人に助けられました。

   人情は、世界共通だと思います。

 ロンドンやパリやフィレンチェの一人旅行の話は、又いずれ改めて書きましょう。













































































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