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ALANET 社長ブログ

京都唯一のスーツメーカーの二代目社長の
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春は曙そして沈丁花
 寒い冬も過ぎ、この時期になると、やっぱり気になるのは桜です。このごろ毎日のニュースで、天気予報以上に重要なのが桜の開花予想です。そして、「桜前線」なる言葉で、いつどこで見るのが最高か、また咲きはじめか、満開か、散りかけか、桜の花のわずかな状況まで詳しく報道されるのです。
外国のことは、よく知りませんが桜だけをコレだけ気にして、詳しく報道する国なんて日本以外にはないのと違うでしょうか?
しかも桜の花は、大変短命です。咲き始めて、満開になり散るまでの間はわずか1週間ほどです。その間に雨が降ったり,風が強かったりしたら最悪です。ところが、この季節は意地悪く割りとよく雨が降り、「春1番」という名の風が吹くのです。
 そして、また不思議なことに散りかけて終わりかけの状態も日本人はすきなのです。普通なら華やかにパーと満開の状態が一番いいように思えるのですが、そうでもないのです。その散りかけの桜に「もののあわれ」を感じるのでしょうね。

   パット咲いてパット散る

そんな桜を日本人は大変すきなんですね。そういう私も実は桜が大好きです。華やかで、わずかの間しか咲かず、すぐ散ってしまう、そういう「せつなさ」が心に響くのでしょう。

 以前にも私のブログで何回も同じようなことを書きましたので、今回はちょっとへそ曲がりかもしれませんが、沈丁花について書きたいと思います。私には悲しいほど草花に関して知識がありませんので早速ネットで調べました。
原産国は中国南部だそうです。日本には、室町時代にはすでに入ってきていたそうです。その最大の特徴は、なんと言ってもあのかぐわしい匂いです。沈丁花のあの独特の匂いは千里離れていても感じられるほどの素晴らしい匂いを発します。千里と書いてありましたが、千里といえばおよそ4000KMです。いくら沈丁花の花の匂いがいいといっても、そんなに遠く離れた所で花の匂いが届くわけが訳がないやろ!!(中国の表現はみんなオーバーです。)
そして、花言葉は「栄光」です。なぜ栄光かは知りませんが、私の沈丁花に対するイメージは「初恋」です。なんと薬にもなるそうです。

私の家の小さな裏庭にも沈丁花の木があります。そして、その花が開花しかけると、えもいわれぬ匂いがするのです。季節が冬から春へ移り行くとき、だんだん夜明けが早くなり、うっすらと朝日が差し掛かり、向こうのほうには、まだかすんだように霧が立ち込め、その木々の間からフット感じる沈丁花の匂いの素晴らしさをほかの何に例えられましょうか?

   春は曙、、、です。

におい立つ沈丁花の香りのファンタジーがうっすらと明るくなりつつある朝開けに春を告げ始めるのです。沈丁花の匂いにきずいたときに、ああ春が来たなあと実感するのです。

   沈丁花は春を告げる花です。

沈丁花のこの素晴らしい匂いは目には見えませんので、どのように言い表せば伝わるのか私には表現することはできません。ただいい匂いです、とそんなありふれた言葉で言い表すような次元の低いものではありません。目に見えないこのかぐわしい沈丁花の匂いを文章でどう表現し、皆様にどこまで伝えられるか、、私の今後の課題です。

 だまされたと思って一度、目をつむって沈丁花の花の匂いをかいでみてください。しかも、できれば早朝がいいです。数秒もしないうちに、あなたを別世界へと運んでくれますよ。それは、心ウキウキするほど嬉しいのに、何か切なく、やるせない、それでいて、楽しいのにフット寂しくて悲しくなる、そんな複雑な、ちょうど初恋のあのあまずっぱい感情の世界へと運んでくれます。

   春はあけぼの、

         そして沈丁花







































 
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