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ALANET 社長ブログ

京都唯一のスーツメーカーの二代目社長の
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親父の17回忌に思うこと
 早いもので、今年の7月親父の17回忌です。私は、初詣や、お盆は気になりますが宗教にはまったく関心がありませんし、当家のお墓があるお寺さんと特に親密な関係になろうとは思いませんが、まあ仕方ない行事です。今回の17回忌は何かいつもの法事とはちょっと違ったものを感じますので特別に心をこめて事に挑みたいと思っております。
このような、ちょっとした節目に家族が揃って、たとえひと時でも同じ気持ちになり静かに心を落ち着ける機会があってもいいと思います。ソレは、先祖に対する感謝というような難しいことではなく、家族のコミュニケーションの場だと思います。

 親父がなくなったのは平成10年7月でした。
以前にも、親父のことは何回かこのブログでも触れたのですが、ワンマンで超自分勝手な人間でしたので、なくなってからというもの、あとを継いだ私は大変苦労をしました。何も分からないまま、今日に至るまで、こんな小さな家の当主として、又いつ、つぶれるか分からない零細な会社を、何とかひっぱて参りました。しかし、いまだに達成感というものはありませんが、わずかばかりの幸せを感じております。ソレは二人の息子にとてもステキなお嫁さんが来てくれたことと、孫が二人できたことです。
とりあえず、コレで荒川家として次の世代を引き継ぐべく下地ができました。欲を言えばきりがありませんが、人や世間に迷惑をかけることなく元気で人並みにがんばってくれれば、それでいいです。

   それと、やっぱり孫はかわいいです。

孫ができるまで、そんなことを思ったことがなかったのですが、この子のためなら何でもしてやろうという気持ちになるのがとても不思議ですね。

こうして、家族が増えたことを、親父はきっと喜んでいると思います。できることなら全員揃っている姿を見せてやりたいです。そのためにも、毎年命日には、みんな揃ってお墓参りをしなくてはならないのです。祇園祭も終わり、七月の末で毎日暑い暑いときの法事です。ご存知のように京都の暑さは、只者ではありません。そのためみんなは、お墓参りを早く済ませたいのです。
 最近我が家にデビューした孫の拓郎は暑さそっちのけで、お墓にかけるバケツの水を、ひしゃくで汲んで、あっちこっちに撒き散らし、キャッキャッと言って喜んでいます。水をかけられてびっくりする様子が面白いのでしょう。
カンカン照りの炎天下なので、たとえ少々水をかけられても、直ぐに乾燥するので誰も大して怒りません。ソレを良いことに、どんどんエスカレートして、いちびります。しかし、あんまりはしゃぐとママに怒られます。

   「たくちゃん、もーやめとき!」

 そして、それから本堂で集合し住職のお経を聞くのです。幸いなことに、お寺の住職のお経が短いので助かります。私もたまに経験しますが、もう長いお経は、本当にしんどいです。

お経から開放され、お昼近くになり、お腹もすいたところで、みんなで食事に行きます。

   「和食がええか?中華、イタリアン?なにがええ?」

と、一応各自のリクエストを前もって聞いておきますが、みなの意見が揃うのはなかなか難しいので基本的には私が決めています。でも今年は17回忌ですので何時もよりは、ちょっと、張り込もうと思っています。今や、弟の家族と孫も含めて13名になり大所帯です。そしてこれから、益々増えそうです。

   それと、もうひとつ思うことがあります。

恥ずかしながら私はもう67歳になりました。まだまだやり残している事はいっぱいありますし、決してもう仕舞いとは思っておりませんが、まわりの現実を見ると、やはり人生の終盤戦に間違いはありません。もうとっくに定年退職した友人もいれば、しょちゅう病院の世話になっている友人も居ります。「まだ、わしは大丈夫」と思っていても67歳といえば十分年寄りです。
しかし、人から年寄りやと思われたくないし、又自分でも年寄りであるということを認めたくないのです。

   負け惜しみですね。

しかし、私は自覚しているつもりです。ですから皆に、特に、家内や息子夫婦に嫌われないように、又何事にも、でしゃばらないように、そして、仕事は徐々に息子に引き継がせ、特に、いきなりあれをせよ、これをせよと言うとプレッシャーをかけすぎるので時間をかけてソフトランディングと行きたいと思っています。

そして、およそ後、数年で名実ともに「おじい」になろうと思っております。「おじい」になるのにも心の準備というものが必要です。本当は、そうなることには非常に抵抗はあります。心の奥底で「まだまだ、わしは大丈夫!」と妙な自信があるのですが、ええ歳して、いつまでも、でしゃばっていては、かっこ悪いでしょう。

   今年の親父の17回忌の前に、こんなことをふっと思いました。



















 



































 
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